
はじめに
こんにちは、アルクコトの小南です。
私はホームページ制作29年の経験と実績があり、これまでに数え切れないぐらいのホームページを制作してきました。成果重視の成果を出すホームページ制作が得意です。最近はAIを活用して効率的に効果的なホームページを制作することに力を入れています。
今回は、初心者の方がホームページ制作を自分で進める際に押さえておきたい5つのアドバイスをお伝えします。
「ホームページ制作を自分でやってみたいけど、どこから始めればいいかわからない」
「自分で作り始めてみたけど、デザインやコンテンツをどうすれば良いか迷ってる」
「予算の関係で制作会社に依頼できないけど、プロに少しだけサポートしてほしい…」
そんな方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、実際に私がクライアントさんや生徒さんへレクチャーしている内容を、初心者でもわかりやすいようにさらに簡単にまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
Q1:どこから始めればいいかわからない
ホームページ制作を自分で始めるための第一歩
「ホームページ制作を自分でしたいけど、どうやってスタートすればいいの?」と悩む方は少なくありません。実は、最初のステップは案外シンプルです。WordPressを使ってホームページ制作を始める最速の流れをご紹介します。
①レンタルサーバーはエックスサーバーを契約
エックスサーバーは、国内シェア(利用者)が非常に高く、コストパフォーマンスに優れ、サポート体制も充実しているため、初心者でも安心です。
プランは、スタンダードプランで十分です。
契約期間は12ヶ月を選びます。12ヶ月以上の契約なら独自ドメインが1つ無料になる特典があるからです。
②WordPressクイックスタートを利用
お申し込み時に「WordPressクイックスタート」を選択することで、サーバー契約→独自ドメイン取得→WordPressインストールまで一括で完了します。煩雑な設定作業を省略できるので、初心者には特におすすめです。
③独自ドメインを指定
無料でもらえるドメインを決めます。
ドメインの種類は.comドメインが一番メジャーで覚えやすいのでおすすめ(.netもあり)。
ドメイン名は会社名やサービス名など、なるべく短く覚えやすい名前がベスト。
④WordPressのインストール情報入力
ブログ名は後から変更可能なので仮でOK。
ユーザー名・パスワードも後から変更できますが、ここで設定した情報が初回ログインに必要になるので、忘れないようメモ必須。
テーマの選択は、無料の「Cocoon」か「Lightning」を選択。
テーマオプションの「子テーマをインストールする」にチェックを入れる。
この形で申し込みを完了させると、数時間後には、WordPressでホームページを作り始めることが可能です。
Q2:どのツールを選べばいいか迷う
WordPressが断然おすすめな理由
「ホームページ制作を自分で」と決めても、ノーコードで作成できるサービスやCMS(コンテンツ管理システム)はたくさんあり、迷いますよね。WixやJimdo、STUDIOなどのサービスも人気ですが、私がおすすめするのは断然WordPressです。
理由1:カスタマイズ性が高い
無料・有料テーマの豊富さ、プラグインでの機能拡張など、どんなホームページでも作成可能です。
理由2:学習リソースが豊富
WordPressは世界シェアNo.1のCMSだけあって、わからないことがあればネット検索ですぐに情報が見つかります。AIに聞いてもすぐに答えを提供してくれます。
理由3:SEOに強い
構造化がしやすく、検索エンジンに評価されやすい設計。SEOをサポートしてくれるプラグインも揃っています。
理由4:拡張性が高い
事業拡大に合わせて「会員制サイト」「オンラインショップ」など、必要機能を追加できます。
理由5:ノーコード制作が可能
HTMLやCSS、JavaScriptなどプログラミングの知識が無くても、デザインの調整など高度な部分に踏み込まない限りは、難しい専門知識なしでホームページ制作が可能です。
Q3:どんなデザインにすればいいか迷う
スマホで見やすいシンプル設計を心がける
昨今のインターネット利用はスマホがメインです。派手なアニメーションや凝った装飾を入れるよりも、スマホ画面で「見やすい」「読みやすい」「操作しやすい」が最も重要。特に初心者の方は、「おしゃれさ」「可愛さ」「かっこよさ」よりも「閲覧者に迷いを与えない」「閲覧者にストレスを与えない」デザインを目指しましょう。
ポイント1:フォントサイズと行間
スマホで見たときに小さすぎる文字や詰まりすぎた行間は読みにくさの原因に。初心者はフォントサイズや行間を小さくする傾向にあります。
ポイント2:色数を絞る
メインカラー1〜2色、アクセントカラー1色程度に抑えると統一感が生まれます。初心者は色数を多くする傾向にあります。
ポイント3:余白を意識
テキストや画像の周囲に余白があるだけで、ユーザーに与える印象が大きく変わります。初心者は詰めすぎる傾向にあります。
ポイント4:タップ操作を考慮
ボタン同士が近すぎないように配置する、スマホ用メニューの設計を適切にするなど、ユーザーの操作性を重視。
Q4:どんなコンテンツを掲載したら良いかわからない
相手視点の情報設計がカギ
ホームページ制作を自分で進める際、最も悩みがちなポイントが「何を載せればいいの?」というコンテンツ設計です。結論から言うと、「相手が欲しい情報」を最優先するのが正解。これは企業サイトでも個人ブログでも同様です。
コンテンツは「伝える」ではなく「伝わる」が大切。相手が読みたい内容をわかりやすく発信できれば、初心者でも魅力的なホームページが十分に作れます。
ステップ1:ターゲットを明確にする
どんな人がホームページを見に来るのか、来訪者はどんな悩みや疑問を抱えているのか、ここをハッキリさせるだけで、必要な情報がわかります。
ステップ2:相手のメリットを意識する
「自社製品のすごさ」だけではなく、「利用者がどんなメリットを得られるのか」にフォーカス。
NG:うちのサービスは最新技術で作ったからすごいんです!
OK:このサービスを利用すると、時短やコスト削減ができ、あなたのビジネスが加速します!
ステップ3:読み手に配慮した文章構成
難しい用語を使いすぎない、段落を短くまとめる、適度に見出しを入れるなど、「読みやすさ」を高める工夫をしましょう。
ステップ4:運営者や企業の信頼性を示す
プロフィールや実績、クチコミなどを具体的に掲載すると、閲覧者の安心感や興味が高まります。
Q5:SEO(検索エンジン対策)がわからない
まずは3点に集中してみよう
「ホームページ制作を自分で進めるなら、SEO(検索エンジン対策)もぜひ押さえておきたいけれど、難しそう…」。確かにSEOにはさまざまな手法やノウハウがあり、専門用語が飛び交います。しかし、初心者の方でもまずは下記3点に集中すると成果が出やすくなります。
1点目:タイトルタグへのキーワード設定
タイトルタグは検索結果にも表示されるサイトの看板。各ページのタイトルタグに必ず狙いたいキーワード(1語〜2語)を入れつつ、ユーザーが興味をそそられる自然な文章を心がける。
例: 【初心者向け】ホームページ制作を自分で始める最初のステップとは?
2点目:ページ数・文字数を頑張って増やす
量より質が大切とはいえ、ある程度のボリュームがないと検索エンジンに評価されにくい面があります。1ページの文字数が1000文字以下など少ない場合、検索にヒットしにくいです。必要最低限の情報だけでなく、具体的な事例や関連知識も積極的に取り入れることで、検索ユーザーに役立つページに仕上げましょう。
サービス紹介・Q&A・事例集などを充実させる、ブログ記事を書くなどが効果的です。
3点目:被リンク(バックリンク)を増やす
他サイトからのリンクは信頼性の証。とは言え、他サイトから自然にリンクを張ってもらうことは非常に難しいです。登録型のサイトに自分で登録申請してリンクを獲得するのが最初の一歩です。関連分野のサイト運営者、取引先のホームページとリンクを貼り合う相互リンクも有効です。
ホームページ制作でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください!
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